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新体制発表で過保護をこじらせた話

武道館まであと1週間…きりましたね。

 

アンジュルムの新体制が発表された5月末から私が考えていたことを、何とか言葉にまとめて外に出します。
ネガティブな内容も含みますので、今のタイミングでそういうのは触れたくない方は回れ右をしていただけたらなと思います。

 

さて、私はアンジュルム の新体制(タケちゃんリーダー、かななんサブリーダー、かむちゃんサブリーダー)の決定をtwitter上で知りました。

とうとうこの時が来たかと受け止め、流れてくるものを見たり他の人の反応を検索したりして確かめました。

予想通りだったり驚きがあったりもしながら、新体制については概ね肯定的だと捉えました。

中には否定的な気持ちを秘めてる方もいると思いますが、ヲタクの意見は十人十色で当然だと思います。

 

 

●過保護になったこと

 

ただ気になることがありました。
現リーダーあやちょはこの新体制について、年功序列ではないということをメイントピックにし、かむちゃんに特に頑張って欲しいと語っていたことです。
ハロステでもブログでもソロラジオでも。
新リーダーになるタケちゃん、サブリーダーを続けるかななん、また他のメンバーについてはほとんど触れず。

 

私は今回の決定、特にかむちゃんのサブリーダー就任について、彼女の今までやってきたことに値することで大賛成で異論が全くないです。

前例のないことだからと特別にコメントされる意図もわかります。

でもね、タケちゃんについても触れて欲しかったなと、さみしく思ってしまったのです。

※タイトル通り過保護な偏った話なので、以下タケちゃんあやちょ以外の子についてはなるべく触れないようにします。

語る範囲を広げると軸がずれて迷惑をかけそうなのでご容赦ください

 

戻ります。

確かに今まであやちょは次期候補の名前にタケちゃんをあげたことがなく、他の子の名前をあげたり最近はリーダーは年功序列でなく誰でもなれるということを繰り返し言っていたように思います。
タケちゃんは普段から楽屋でも騒がしくてやんちゃでビジョンを語ったりするのは大の苦手。

あやちょがリーダーなら文化部、タケちゃんなら運動部になるんじゃないかってくらいカラーが違うので彼女の候補から外れたのはすごく理解できる。


そもそも彼女が新体制を決めたわけでもない、かぎられた発言にケチつけても仕方がないし、2人の仲に信頼がないわけでもない。

ただそんなことを考えても、なかなか追い払えなかったです。

 


●タテマエが欲しかった理由

 

要は「タテマエでいいからなんか言ってくれ」と思ったということです。
あやちょに対し。

そんなの無理ですよね。

 

アンジュルムを応援して数年、愛着もあり卒業公演はあやちょのことを100%考えて送り出そうとした直前で、こんなことを考えた自分自身に落ち込んでしまいました。

 

でもね、私が本当にその感情を向けたい相手は彼女じゃなかったと思う。

 

こんな気持ちになったのは、きっと推しの気弱な姿を見たからです。
そもそも私は発表をその場で見れなかったのも悔しかったですし。
普段とても元気な子が、自分がリーダーにふさわしいか確信が持てず泣きそうになってる。
それを見ると馬鹿みたいだけど、いてもたってもいられないのです。
そんな時にファンの一人、ましてや私なんかが「リーダーにふさわしいよ」と言ってもなんもならないと感じ、ふとあやちょが言ってくれたらなあと思いました(これがダメだった)。
アンジュルム というグループは裏にいる大人の顔をなるべくみせずに活動してます。
だから、彼女を肯定するべき「ウエ」の人はとっさにあやちょしか思いつかなかった。

 

あと2期に報われて欲しいという気持ちもありました。
私がスマイレージを知ったのは6人時代で4人時代は馴染みがなく、アンジュルムのファンになったのも九位一体の頃。
のめり込んだのは2期の物語に強く惹かれたからでもあります。
私の思う2期の物語とは「選ばれたのになかなか認められなかった女の子達」のことで、私の個人的な体験とも結びついて、過保護目線を育ててしまいました。

でも彼女達はもう自分のことは自分で話せる立派な女性ですので、一番年上になるあたりそういう気持ちを卒業したいとも思ってました。
2期加入時のことは、彼女達が話すエピソードから想像するに、受け入れる体制がメンバーもヲタクも今に比べてできてなかったからではないかと思っていました。

最初が肝心、そうだったに違いない。
だからこそ2期からリーダーが出るときは「ウエ」の肯定が…(以下略)

 

この私の願望ってあくまでもリーダーという役割に向けてなんですよね。

個人としてのあやちょには思うように、好きなように自分の言いたいことを言って欲しいし、表現してほしい。
その気持ちはずっと変わらず持っています。

 

ハロプロのグループリーダーは大きな決定権はなく、メンバーを代表してブログやインタビューで受け答えるのが主な役目ですが、発信した内容を批判的に見られることもあり、正直そこまでおいしい役ではないと思います。
特にあやちょはハロプロリーダーになってから彼女の言葉の解釈をめぐり誤解されがちだなあと思っていて、私はなんなら弁護したいと感じたことも数多くあったのに推しが絡むと盲目になりました。

 

1人の女の子が頑張ってる姿を応援すること、推し続けること。

純粋にその姿だけを追った方が確実に幸せで、役職は必要だし、色々組織論やらウエやらタテ社会を絡めたくなるけど、考えすぎは良くないと身にしみました。

 

「リーダーなんだから◯◯してよ!」的考え方が主流になってしまうと、次は私の推しに対して向けられることになり、きっといいことがないのです。

だからあやちょには申し訳なかったし、こんなことを考えた私は本当に12人のアンジュルムを愛せてるのかどうかと思うところまで行き着きました(もう浮上しました)。

 

●新しい時代の……

 

アンジュの子達はポジティブな感情もネガティブなものも時に涙を流しながら素直にさらけ出していて、私にとって憧れです。
今回私も自分の気持ちに蓋をつけずに語りたいなと思った結果こんな内容になりました。

 

私は多分これからのアンジュルムが舵を切るたびに、いちいちドキドキします。

だってやっぱりあやちょの存在は偉大で、彼女の存在をうめることは誰にもできない。
ここ1年は一回り大きな活動をしてきたアンジュルムですがこれからきっと揺り返しがくる。
今まではあやちょが言えば全員同じ意見なくてても一つの方向に向くことができたでしょう。
でも同期・後輩に囲まれ新しい体制では、一人一人意見が違ってぶつかったりするだろうし、また加入卒業が繰り返されたりそもそもグループの形が思いっきり変わるようなことが起きるかもしれない。
だからこそ、あやちょの次のリーダーは「誰でもなれる」役割とは思えなかった、私には。

 

ここまで読んでくださる奇特な方の中には、つべこべ言わず推しを応援しなさいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
私もそう思いますし、その強さが欲しい。

 

過去・現在・未来に目まぐるしく揺れながら、見守る準備にはいります。

 

 

●最後に


理由はうまく言えませんが、この内容をあやちょの卒業後に出すのは抵抗がありました。

 

卒業後休みをはさむものの戻ってきてアイドルをすると断言してるので楽しみにしていますし、正直どんな姿になるのか想像もできない。

彼女のことだからしっかり考えて、アンジュルムでは絶対見られない姿を見せてくれるだろうと思います。

 

ここまで色々考えたのはあやちょリーダーの物語に私がどっぷり浸ってここまで旅して来たからであるんだなあと、今ここで思いました。

 

 

あと1週間もないですが、最高の姿を楽しみにしています。

うそ泣きでは見送りません!!