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感想とか諸々 ハロプロ アンジュルム 劇

※更新※アンジュルム個別握手会のすすめ

※元ネタ18年4月。レギュレーション変更により19年4月、20年1月修正。

 

………

このブログは、アンジュルムハロプロ)の個別握手会にどんどん行こうぜ!という主旨です笑

ハロプロではシングルやアルバム発売に際して、個別握手会・チェキ会を中心に、そのグループごとに異なる特典会を1日でやる通称盛りだくさん会と呼ばれるイベントがあります。

 

ライブやイベントは行くものの、こうした個別握手会等については「敷居が高い」「一人で参加するの怖い」「はまっちゃったらどうしよう…」と思っている方が多い印象です。
私ももともとそうでしたが、ハロヲタ4年目に久しぶりに行って以来、少しずつ苦手意識がうすまってたいした枚数ではないものの参加しているので、この機にデビューしてみませんか?という想いをもってまとめました。

いつもライブで応援してる子に会って直接感想伝えたり質問できたりするのってやっぱりいいものですよ!!

 

申込み方法や注意点は公式のものを必ずご覧ください。私の数回の参加経験をもとにした覚え書きですので、「必ずこうなる」「こうすべき」という内容ではありません。

 

〇申し込み方法

 

【購入の方法】
1.ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト→アーティスト→コンサート&イベント欄を確認

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↓↓↓

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2、文中のリンクで申し込みページへ
3、会員登録
4、イベント参加券つき商品を購入・決済

※受付開始時はHPのニュース欄、各グループのツイッターでも告知されます。

アンジュルム (@angerme_upfront) | Twitter

アップフロントワークス (@upfrontworks) | Twitter

 

 

【購入可能時期】
大体シングルの発売1~2か月ほど前に第1次の受付が開始し、発売後も追加で何度も募集がかかります(この会場で最終だと書いてなければ売り切れていない回は追加がかかります)

ただし追加で申し込む人数は少ないので後述の交換を検討しているなら発売日までに届く回で申し込んでいた方が無難です。
また、オリコン等のチャートへの加算を考えてもそのほうがよいかと。


【グループごとの違い】
同じハロプロでもレーベル(レコード会社)が違うためグループごとに少しと申し込み方法が異なり、現在アンジュルムとJuice= Juiceがポニーキャニオン、その他のグループはフォーチュンミュージックのサイトでの申込みになります。

私の知っている違いはこんな感じです。やる中身自体はたいして変わりません。

 

ポニーキャニオン…先着順、メンバーは基本複数人のランダムで指定できない、ただしランダムの場合均等に券が来る
フォーチュンミュージック…抽選式(先着順になる場合も)、メンバー指定可能なものも、ランダムの場合の券は完全ランダム

 

チェキなどのBOX系購入はメンバーを指定できるフォーチュンが圧倒的にいいですが、個別握手券では均等にくるポニーキャニオンの方が交換の予定が立てやすくてよいです(3人ランダムの回を6枚買った場合はポニキャは2:2:2でくるが、フォーチュンは均等の場合もあるが4:2:0のように偏る場合もある)
※今後変わるかもしれませんのでご参考まで。

 


◯CD到着〜当日まで


CDと券が封入されたダンボ―ルが到着します。

 

【券面】

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2018年秋より、 ①正方形から横長チケットサイズに②全ての券に通し番号記載 (何回かわけて購入しても全て同じ番号が記載されるようです、後述の通り今はこの番号を受付時に確認されることはないよう)③BOX系がイベント参加券とメンバー指定券に分かれていたものがイベント参加券1枚に。

 

交換せずそのままであれば、あとは当日を待つだけなのですが、限られた予算で推しの券を確実に手に入れたいとなると検討せざるをえない交換。

(公式には※「握手会参加券」の転売・譲渡などは一切できません。等ありますので、以下自己責任にてお読みください。)

 

実際知り合い同士やツイッターで交換相手を探す人は多いですし(「グループ名、日付、名字」などで検索するとでてきます)、私も交換をスムーズにするためになるべく早くCDを受け取るため努力します。
希望条件の交換相手が見つからない場合もあるのですが、追加購入をした人やイベント直前に交換を探す人がでてくるので、日々検索して粘ってみつけることもあります。

また老婆心ですが交換相手はなるべくばっくれなさそうな安心できそうなアカウント(よくつぶやいている、知り合いがいそう)方とするのがよいです。

これはお互い様なんでこちらも信頼されるように連絡をとった方がよいのはもちろんです。

 

 

【本人確認について】

直近までチェキなどBOX商品は本人確認があり受付の申込みリストとイベント参加券、身分証明書の3点照合があったのですが…、アンジュルムでは2019年秋のシングルからなくなりました(↑の画像はその前のものなので本人確認すると書いてありますが最新の券面にはありません)。
前はかなりしっかり目に本人確認やってたので正直びっくりです(スタッフ削減のためか、前回1会場だけイレギュラーに本人確認方法が違ったことがあって非難されていた(私もした)のでその影響かもしれません)。

ただし抜き打ちで確認することもあると書いてもあり、譲渡されたBOXの券が必ず使えるというわけでもないと思います。

いずれにせよ、このへんのルールは直近で何回も変更されているので確認を必ずお願いします(何かトラブルがあったらまた厳格になると思われます…)。

同じポニキャでもJuice=Juiceは少し違うというのも聞いたことがあります。

ヲタクの人は(意外と?)皆親切なのでわからないことはきいての臨んだほうがよいです。

 

本音を言えば指定させて欲しい…、推しを想うヲタクの心を理解してほしいですね。

交換せずに推しとチェキ券等がほしくてお金にまあまあ余裕のある方は、2人ランダム3人ランダムの場合同時に2セット3セット買えば必ず推しが来るので安心感があります(前までは5人6人ランダムだったので手を出せない策でした)。

 

 

グレーゾーン終わり!

 

 

〇当日

 

当日は忘れ物をせずに、受付時間までにたどり着いていれば大丈夫です…が。

券面みていただければわかるのですが<時間>の右側に書いてある受付時間までにたどりつけないと入れませんのでご注意を。

受付時間の方です!受付時間。

 

あと会場に初めて行く方は似た名前の会場がたくさんあるので行き方はちゃんと住所で!調べましょう!(例えばベルサール飯田橋駅前とベルサール飯田橋ファーストを間違えたりします…まぎらわしい)

 

 

【手順】 (心配な方はイメトレを)

 

1、集合のアナウンスに従い会場入場列に並ぶ
2、券を見せる
   ※チェキ・ジャケットサイン等であればポーズ指定や名前をかく紙等を渡されます。
3、メンバーorグループのブース列に並ぶ
4、番が来たら机に手荷物を置く
5、金属探知検査をうける
6、券を渡し、手のひらをみせてブースイン
   ↓
ブースにはいったら推しとの幸せな時間が待っています!

 

なお腕回り首回りに身に着けるものとアクセサリーはNGです(指摘されないこともありますが外していた方が無難且つ指摘された場合も従いましょう。結婚指輪はOK)

1人当たりの時間が決まっているので、係員さんに(ちょっと冷たく)指示されたり制止されたりすることもありますが穏便に…。
推しがいるすぐ近くでもめても何も楽しいことはありません。

 

・・・・・・・・・・・

 

 

以上です。

 

交換についてはグレーですがファンはやはり推しに会いたいものですし、こういう現場は「初めて参加する人にはわからない暗黙の了解」があり、参加のハードルになると思っていたので書きました。

私も一人ヲタ時代が長かったので情報集めるのに苦労した思いがあります。

 

では、楽しめますように!!

 

 

カントリー・ガールズは終わらない

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泣いても笑っても、12月26日がカントリー・ガールズラストライブです。

会場が狭すぎることなど思うところはありますが、メンバー4人が決めた活動終了の場ですからしっかり見届けたいです。

経験上「ロスは年単位で埋めるもの」なので、これが終わっても全て満たされることはないんでしょうが、時間をかけて思い出にひたることにします。


そのラストライブの前に、私には一つ表に出したい気持ちがありました。

それは約2カ月前活動停止の発表がされた時、とまどい、悲しみ、怒りなど色々は反応があるなか、活動停止は仕方ないけども受け入れるという方が多かったです。

ですが、お知らせ文の最後に「カントリー・ガールズはメンバーをかえてまた再始動する」と文が付け加えられたことに対しては、殆どの方が否定的で、事務所の気が確かではないと強く非難する反応が見られました。


でも私は、新しいカントリー・ガールズを始めるのであればそれはそれでいいのではないか、と漠然と思ったのです。

なんで多くの人が強く非難することが「なし」ではなかったのか、考え続けてたのですが、思い当たることがありました。


それは、私が元々ももち(嗣永桃子)ヲタクで、約5年の活動を変遷とともに見てきたヲタクだということです。


カントリー・ガールズは、本家カントリー娘。とは縁もゆかりもない(?)女の子達が集められ、互いに手を取り合い様々な困難を乗り越え、それぞれの道を選択したグループです。

私にとって思い入れのあるカントリー・ガールズは、今の4人の梨沙ちゃん、ちいちゃん、舞ちゃん、ふなちゃん、そして卒業していったやなみん、ももち、まなかん、うたちゃんのいた以外のものではありません。

でも、何もなかった場所に、小さな家々をたて、平和な居心地のいい空間を築いて客人を楽しませてくれたかけがえのない場所が、また築かれてそれが他の人を癒してくれるのであれば、それもありなのかなと思います。

 

思い起こせば5年前、カントリー・ガールズの結成が発表されたころ。

私はその年8月のBerryz工房の無期限活動停止発表に落ち込んでたので、彼女のPM就任をすごく喜んだのを覚えてます。

当時ももちはもっとTVで活躍していて、活動停止後はバラエティに専念?ピンアイドル?、いや引退で先生かも?などの予測があって、でも私は彼女はグループでアイドルをやりたいんじゃないかと想像してたのでそれがかなって嬉しかったのです

ただももちファンでもベリに思い入れがあって複雑な気持ちになった人も多かったようです(実際ベリ現場でみてカントリーではお見かけしない方は結構いました)。

ももちファンでも一部、カントリー娘。の復活を喜ぶファンの方や、研修生からの昇格の梨沙ちゃん、まなかんのファンの方などを除けば、多くのハロプロファンの方にとってはカントリーの結成は???だったと思います。

当時はつんくさんがプロデューサーを退任する前で、つんくさんが全く関わらないユニットだと先に公言されていることで、サトヤマサトウミ用の短期ユニットかそれのプラスアルファ程度の活動だと思っている方もいたようです(2012年-14年はそういう1曲かぎりのユニットがいくつかあったのです)。

そもそもカントリー娘オーディションも不発だったし、出身メンバーも「カントリー」にあわない東京のお嬢が2人いたりしてどんな活動になるのか予測がつかなかった人が多かったんじゃないでしょうか。


流れが変わったのは、パフォーマンス初披露のカウコンでの、あの有名な「うたちゃんフィーバー」でしたね。

当初ももち以外の5人でインディーズシングルを15年1月に出す予定が、ももち入りで3月にメジャーデビューとなり、とんとん拍子にすすんでいきました。

研修生出身じゃない子が多く歌もダンスもものすごく不安定なところからスタートしたのですが、うわさのうたちゃんを見に色んなハロプロのファンがかけつけてきました。


最初の大きなピンチはその年6月のうたちゃんの脱退。

5人になったメンバーが一生懸命頑張ってても、セカンシングルのリリイベでファーストに比べて大きく人が減ってしまってるのを見て、はがゆく思ったことを覚えています。

またこの時期、体調不良によるメンバー休みも多かったです。


2期のやなふなの加入挨拶の、マスコットのような2人から繰り出される達者なしゃべりの衝撃は忘れられません。

やなふなは皆から愛され、2人がはいったことでうたちゃん脱退から封印されていた「愛おしくってごめんね」を再び歌えるようになり安堵しました。

(1年目のアイドルがデビュー曲を歌えない異常事態だったんです…)


次のピンチは16年のまなかんの休業と卒業です。

今は復帰してJuiceで活躍している彼女、色々複雑に思うことはあったのでしょうが、今でも時々語る彼女のカントリー愛は本物でした。


このように短期間に突然の卒業加入を繰り返し、苦労もしてきたカントリー・ガールズでしたが、その分結束も強くなりました。

やまちぃおぜはしっかりしてきて、やなふなは個性を発揮し、ももち先輩は深い愛でメンバーを想うようになってきました。

ハロプロの中ではすごくセールスが好調なグループではなかったので、ももちが卒業してからもやってけるかはヲタの私でも心配ではありました。

ファンも最初のころは寄せ集めだったのが、カントリーファンとしてのまとまりもでてきて、念願のホールツアーもかなったのに。

グループにとっての最大のピンチはももち先輩の卒業、になるはずだったのに。


ももち卒業のわずか3週間前にいきなりされた発表は、「断絶」。

それまでの流れをすべてぶったぎり、ちぃやなふなは別グループへの移籍、やまおぜは学業専念との発表でした。

「断絶」です、「断絶」。

グループとして存続していても、ストーリーは消えてしまいました


そこから今まで2年半。

カントリーの皆はよくやってきたなあと、思います。

兼任メンバーを受け入れた他グループの皆も頑張っていますが、ただカントリーメンバーにはメンバーしかわからない、カントリーヲタにはそのヲタにしかわからないものをかかえてきた期間だと思います。


私はこんなブログを書いてる通り、ももちが卒業するまではアンジュルムとの兼ヲタで、新体制後は基本アンジュでカントリーのイベントに駆けつけるというスタンスをとってきましたが、カントリーヲタとしてメインに活動するのは本当に難しいものがあったと思います。

特に新体制直前や、この2年半に好きになった方は、カントリーの楽しさを経験したいのにライブに入ることさえ困難で、つらい想いをされたでしょう。

想うつぶやきがどうしてもネガティブなってしまうのは仕方ないとはいえやるせないものです。

 

ただそれでも、新体制を、この2年半を、安全な外から見て失敗だったとか成功だったとか簡単にジャッジする声には負けたくないのです。

他グループに比べると場は少なくても、彼女達が必死に時間をあわせて、イベントやライブを成し遂げたこと、そこにあった幸せな時間

兼任のメンバーが兼任先で見いだされ磨かれた魅力、学業専念組の自分自身をレベルアップさせる前向きさと努力、全てが価値あるものだったと思います。


大人の事情は大人の事情ですが、グループの成り立ちからいっても大人の事情だし、メンバーは基本続けるかやめるかしか選べないし、ヲタクは自分の心の思うまま推すか推さないかしかないし、事務所だってなんだってできるわけではないのです。


でもこのグループが12月26日に魅せるステージは最高です。

メンバーは意志が強く、前を向いててかっこいいのです。

そして彼女たちは「かわいそうな子たち」ではないのでそこはよろしくお願いしたいし、それぞれの将来を考えて決断した最高の空間になると思います


セトリにはあの曲と、あの曲、あとあの曲は絶対入るはずですが、ぜひ「女の子の取り調べタイム」は入れてほしいな、と思います。

これは持ち曲が4~5曲でしかなかった初期、よく歌ってた曲でサビに高低があるところが特長なのですが、(今だから言えるけども)当時は本当にヘロヘロでヘロヘロで…。

だからこの曲を立派に笑顔で歌われると私の涙腺にくるのです。

ぜひ、聴きたい。

 

長くなりましたが、どのカントリーの時代も楽しかったよ、ということを伝えたかったので、もし気になる方がいたら過去の映像など振りかえってみてはいかがでしょうか。

あと冒頭ふれましたが、またカントリー・ガールズ、本当にやるのかな…、ま、それはいっか。

それはそれとして、明後日、楽しみます。

一緒に大きな夢をみたい(竹内朱莉ちゃん誕生日おめでとう)

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本日11月23日は竹内朱莉ちゃんのお誕生日です!
いやー世界1めでたい日だ。
そのめでたい日に鹿児島でライブハウス公演があり、直接おめでとうも伝えられる。

2日後にバースデーイベントもある!※1

 


とめでたい日ですがアンジュルム的には中西香菜ちゃんの卒業2週間前で、翌年3月には船木結ちゃんの卒業も控えています。


かななんはケガからの復帰後に元気ないなと思うことが度々ありましたが、彼女が本格的に自分の将来について考えていることは読み取れました。
一時期は自分の気持ちを出すことをおさえているように見えたこともあり、今は残された時間を思い切り楽しんで欲しいと思います。
ふなちゃんについては、(このブログで触れたことはありませんでしたが)私は元々嗣永桃子ちゃんとカントリー・ガールズのヲタクなのでアンジュの誰よりも長く直接現場で応援していたメンバーになります。
惜しい気持ちもありますが小さな哲学家である彼女はしっかり考えたのでしょう。

卒業は悪いことではないし今後を応援したい気持ちもありますが、やはりさみしいものです。
気持ちについては時間をかけて昇華させていただくとして、1年に1度の竹内朱莉ちゃん語りとして、うわっと長文を書くことにしますね。
今年は短期間で沢山のメンバーを見送り、アンジュルムリーダーとなった、タケちゃんの「これから」について話します。

 

■卒業について考えてしまうこと


先日の公演で2期メンバーが通算単独ライブ400回を迎えるにあたり、ファンがそれを祝うコール(アメリカ400回※2)をしたのですが、それを受けタケちゃんが「私の500回のときも同じコールしてほしい」と答えたそうで、まだまだいてくれるつもりなのだと安心を覚えたファンが沢山いることでしょう。

 

とはいってもここまで卒業ラッシュだと、いつかはタケちゃんも…と考えてしまうことがあります。
推しの卒業を心配するのって大事な存在だからこそで、ライフラインが断たれた時の想定=防災で、全く考えないということは難しいですね。

時々私も「タケちゃんいつ卒業すると思いますか?」「卒業したらどうされますか?」とか聞かれることがあって、考えながら「追っていれば卒業を決意したらなんとなくわかると思う」と答えています。
実際その時がいつくるのかはわかりません。
ただ私なりに彼女がすぐ心折れたり卒業を考えたりしないんじゃないかという妄想がありまして、それをこの機会に出そうと思います。


◼️目指しているものを妄想する

私が竹内朱莉ちゃん(の熱心な)ヲタクになったきっかけとして、2016年九位一体の武道館のMC時の「これからも、ファンの皆さんと、沢山の夢をかなえていきたいな」という彼女の言葉があります。
この時彼女は18歳で、やんちゃで無邪気で今ほどしっかりしてなかったのですが、同志でライバルだっためいめいの卒業の際のこのことはまだ生き続けていると思っています。

私は基本的に彼女の言葉を信用しています。
アイドル的にタイミング的に、口にできないこと逆に言わなきゃいけないこと、また時に強がりを言うこともありますが、極力思ってもないことは言うのは最小限にする子だと思っています。
 
「皆さんと沢山の夢をかなえていきたい」とは、このチーム(=アンジュルム)で皆さん(=ファン)と大きなことをしたい、ということです。
メンバーごとに活動のモチベーションは異なるものですが、自己表現や自己成長、やりたいこと探しを目的にする子に比べると、彼女は「チームで勝つこと」「チームで大きなことをなしとげること」を重視してるのがわかります。
普段の言動からも彼女が一般的な女子に比べるとサバサバしていて、チームプレイ型体育会系で、単純にでっかくなること、勝負に勝つことにこだわっているのはわかりますね。
かつて行きたい国を問われて「アメリカ!おっきいから」大学行くなら「東京大学!」といっていた子です。
高校球児が「夢は甲子園!」と口にするように、その気持ちは明確なのでしょう。


2016年時点で彼女の想定していた「大きな夢」はおそらく、当時アンジュでは経験してなかった海外公演と(その時立っていた)武道館より広い会場でのライブだったのではないかと思います。
年月が経ち海外はこの2年間で過密スケジュールながらも5カ国まわり経験しましたが、武道館より広い会場での単独ライブは未達です。

卒業公演の時は満員御礼、あやちょの卒業時(2019)には多数落選を出した武道館公演ですが、卒業者のいない公演(2017、2018)では完売には至っていません。
動員は明らかに2017<2018<2019で追い風がふいてるのですが、あやちょを送り出すMCで涙ながらに「またこの場所(武道館)に戻ってこれるように、頑張りますので」※3と語っていたように彼女には不安があるのでしょう。

またハロプロ内でアンジュの数倍の動員をもつモーニング娘。でも、なかなかアリーナ公演をやらない(あきらかに埋められそうなので、理由ははわからない)こともあり、実際にアンジュルムが武道館を超える規模の公演をやるのにはハードルが高そうです。
ただ例年春に大箱をやっているアンジュでは、来春におそらく改修中の武道館にかわる同規模公演(代々木競技場)があるだろうと予想してるので、竹内新リーダーにとってはその公演を成功させることが大きな中間目標になるのではと思います。

 

◼️憧れの先輩と運命の子


ではアリーナでの単独公演は全く無理なのかというと、そういうわけではないと思います。
タケちゃんの憧れの先輩は矢島舞美ちゃん※3、憧れのグループは°C-uteで、加入当時から一貫しています。
°C-uteは結成9年目に初武道館、11年目に横浜アリーナ公演をし、13年目にたどりついたさいたまスーパーアリーナ公演で有終の美をかざり活動を終えたグループです。
以前より目標や憧れを簡単には口にしなくなった彼女も、秘めているものはずっとあるようで、その目標の姿の一つが°C-uteなのだと思います(彼女の熱い想いは最近のだとアンジュルムックのあやちょとの対談ページで読めます)。

一部のアイドルファンの中には「箱をうめる」ことを公演の中身より重視してるようにみえる方もいて私はそれには異を唱えたいのですが、目標の話として演者にアリーナをやってやるぞという気持ちがあるのとないのではやはり違うものだと思います。
いつ出来るのかまた実際にできるかはわかりませんが、その日に備えて大舞台を目指す彼女と仲間を応援しつづけたいという気持ちは私の中で強いですし、こうしてブログを書いているのも(ものすごく些細なものですが)1人でも現場に行くファンを増やしたいがためです。

 

そしてもう一つ、竹内新リーダーの目標は、公演の箱を大きくすることだけではないと思います。
「みんなで」、つまり後輩達と良いステージを作り上げることです。

 

あやちょが卒業してすぐりなぷーの卒業が発表されて少し落ちてしまった私の気持ちをあげてくれたのは橋迫鈴ちゃんの加入でした。
ステージ上の鈴ちゃんはすごく可愛いし頑張っていますが、ただそれだけでなくアンジュルムの運命の子、未来の子」という気がします。
かつてはそのポジションだった中1で加入した笠原桃奈ちゃんも高校生になり同い年の後輩もかかえグループの真ん中で輝いています。
そして今新たに入ってきた小さな鈴ちゃんが、アンジュが大好きでしかもタケちゃんのファンなので、余計に運命を感じてしまいました。
もともと後輩想いでみんなに慕われるタケちゃんですが鈴ちゃんの存在がさらに彼女をリーダーとして頑張る原動力になっているのは間違いないでしょうし、時に厳しく接しながらも彼女らの成長を本当に楽しみにしてるのでしょう。

 

◼️22歳、おめでとう

 

メンバーがいつも口にするように、アンジュルムは卒業と加入を繰り返すグループなので、タケちゃんがグループの最後のリーダーになることはまずないと思いますし、いつかは卒業を迎えるものです。

でも彼女の熱い内面を知るたびに彼女はリーダーとしてやるべきことやりたいことを内に秘めていて、想定外のことが起きないかぎり、何がしかやりきってその達成感を経てから卒業するんじゃないかな、と思っています。
実際にどうなるかはわからないですけども、今のところ私はそう思います。

 

同期がいなくなってしまうのは寂しいですけども、めいめいはタケちゃんに会うたびひっついてますし、りなぷーには頻繁にあってますし、かななんもアメリカは「よんこいち」と書いてますし、そのつながりは続いていきそうですね。

リーダーになって半年、いつからが第2章かなんてわからないけども、タケちゃんは「あやちょとはタイプが違うけどもいいリーダー」として評価されてるように思います。
あやちょの次のリーダーは誰でもできる的な発言をまだ少し根にもってる私(しつこくてごめんなさい)ですが、推しのひいき目なしによく頑張ってて立派に役目を果たしています。

 

以上大変長文になりましたが、私がタケちゃんのこれからについて思っていることを書きました。
一緒に大きな夢みていこうね。

 

 

補足:

タケちゃんのことを熱くなるあまり竹内=アンジュルムみたいに語ってますが、本当はリーダーとか関係なしにメンバー1人1人で作ってくものだと思ってます。誕生日なので偏り語りご容赦ください。


新体制でのCDも色々な要素があったとはいえセールスも好調で何よりです
そして、22歳、おめでとう。
今年もついていくので、最高の年にしましょう。


※1
沢山歌うと本人がいってます!当日券あります!


※2
2期メンバーの呼称、あかり・めいみ・りな・かなの頭文字


※3
実際の発言は「またぁ、おなじばしょにぃ、もどってこれるようにぃ……、がんんばりますのでえーー」でした。


※4

6歳上のタケちゃんの実の従姉妹です。彼女の存在がなければまずタケちゃんがハロプロにはいりたいと思うことはなかったと思うので彼女の存在にも感謝しています。

アンジュルムリリイベ(リリースイベント) 入門

以下、昨年10月に書いた記事ですが、最新シングルのリリイベお知らせも貼って、中身も更新しました。

 

さてさて!アンジュルム NEWシングル、11.20発売です。

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………

 

リリイベ行ったことありますか?

アンジュルム気になるけど実際近くで見たことはないし少し緊張しちゃうという方、勝手がわからなくて躊躇してる方いらっしゃいませんか?

新しくアンジュルムに興味をもってもらった方、未経験な方に、リリースイベントにも参加してもらえたら!と、なるっべく丁寧に入門編を書きますね。

アンジュルムのリリイベについてかきますがハロプロ全体仕組みは大きく変わりません。曲数とお客さんの数がかわるくらいです。

 

 

………

1.リリイベって何?

   情報はどうやって手にいれればいいの?

2.ミニライブの時間はどれくらい?

3.リリイベは無料なの?CD買わないと見られないの?

4.会場のことを知りたい

5.どんな人がくるの?服装や持ち物は?

6.握手会が初めてです!

………

 

 

 

1.リリイベって何?

   情報はどうやって手にいれればいいの?

まずは公式サイトをみましょう

アンジュルム:コンサート&イベント|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

 

当日の情報は下記Twitterで。アップフロントワークス (@upfrontworks) | Twitterアンジュルム (@angerme_upfront) | Twitter

メンバーブログやインスタでもお知らせがあります。

 

 

 

2.ミニライブの時間はどれくらい?

アンジュルムは大体30分です。

曲は3〜5曲位で、発売週は確実に新曲をやります(発売よりかなり前の予約イベントではやらないことも)。

中盤にミニMCあり。

ハロプロの他のグループではもっと時間が長いところもあります。

前後の、優先エリアでの待機時間(15分〜30分)や握手会の時間を含めれば1回で1時間以上。

 

 

3.リリイベは無料なの?CD買わないと見られないの?

会場によって違います!

 

ミニライブ+握手会の場合、通常盤CD1枚購入で優先エリア入場券付握手券が買えます。

 

フラゲ日より前はCDは予約。店舗受取か配送を選びます。

※イベントにより1会計あたりの購入制限がある場合があります。優先エリアが狭い場合は1会計につき優先エリア入場付握手券は1枚のみで別途握手だけできる握手券を販売する、などあります。

※入場券の番号はランダムで渡されることが多いです(良い番号を引くために複数買いする方も)

 

そして、イベント会場にはショッピングモール等で優先エリア外からでもライブを見られる会場(仮でオープンと呼ぶ)と、優先エリア入場券を持ってないと見られない閉鎖的な会場(クローズ)があります。

 

オープン会場の長所はなんと言っても優先外でも無料でライブが見られるところで、ライブを見て気が向けば後でCDを買って握手をする、ということも可能でファンではないお友達も誘いやすいですね。

短所は、ショッピングモールなどではまわりのお客さんの目が気になったりコールNGなど規制されることがあることです。

 

一方で、クローズ会場はファンしかいないのでツアーのライブに近い一体感を味わえますし、メンバーのトークも身内よりになる場合もあります。

短所は優先券が売り切れてたらライブが見られないことです。

 

 

4.会場のことを知りたい

 

私の知っている会場(関東)でわけた場合

オープン…お台場パレットタウン、昭島モリタウン、ダイバーシティ東京、サンシャイン池袋、東京ドームシティラクーア流山おおたかの森イオンモール幕張新都心、みなとみらいクイーンズスクエア

 

クローズ…クラブチッタ、渋谷タワレコヴィーナスフォート(音漏れはきける※後述)

です。

 

注意が必要そうなものだと、

サンシャイン…ショッピングモールのB1〜3Fを利用した大きな会場ですが優先がB1の200枚くらいしかないので、殆どの方が優先外から見ることになります。そのためいつも早い時間で優先が売り切れますが、見られなくなる心配はいりません(ただし上の方は音の反響で聞きづらい)

ラクーア…優先エリアが大きい会場。遊園地内なのでお子様連れも特に多い。優先外は1階2階ともありますが2階からは木が邪魔になるので注意。

ヴィーナスフォート…優先が500枚と決まっていてそれが売り切れると広場外の離れた場所にいるよう指示される(ファンが通路を塞ぐのを防ぐため)、音漏れは聞こえるが見えないのでほぼクローズな会場。

 

クローズ会場では、上にあげたのだとクラブチッタはキャパが1000以上なので、渋谷に比べて売り切れが遅いです。

 

 

 

5.どんな人がくるの?服装や持ち物は?

→手ぶらでも全然OK

男女比は8:2〜6:4で年代は様々、ハロプロの中でもアンジュは女性の割合が多めかも。

 

たいてい女限(女子限定エリア)があるのでそこにはいってしまえば女子が少数派とは感じられません。

通常のライブではキンブレ(キングブレード、電池式でカチカチ色がかわるペンライト)を持つことを推奨したいですがリリイベではなくても問題ないです。

Tシャツなどグッズを身につけてる人もいますが割合は私服の人の方が多いです。

全く初めてだと「濃い」人が目につくかもしれませんが後々それも楽しみの一つになってもらえれば。

会場にはよりますが、お身体に不安のある方お子様連れの方は別途席を設けてくれることも多いのでスタッフにご相談されるとよいと思います。

 

 

6.握手会が初めてです!

お姉さんが手順を丁寧に説明してくれますので以下覚える必要はないですが…

<手順>

優先エリア入場時もしくは握手会前に荷物を入れるビニール袋をもらう


荷物を入れる(握手券はしまわないこと)

手回り首回りにつけてるアクセサリー・時計・タオル・リストバンドを外しビニール袋にいれる (その他も大ぶりな装飾品は指摘される場合がある)


握手券回収・帽子をかぶっている人は一旦外してみせる(かぶったままで握手OK


荷物を渡す

手のひらチェック(見せるだけ)


握手をする

荷物を受け取る

 

メンバーと1人と話せるのは1言2言くらいです。

初めてで本当に何言うか思い浮かばない人は「初めてきました!」というのがおススメ。

なぜならこれ言えるの初回だけだからです!!

 

 

さあさあ!

不安に思うことはもうないですか?

 

さあ来て!いっしょに!盛り上がりましょう!

 

 

[補足]

 

・シリイベって何?リリイベと違うの?

→シリイベはシリアルイベントの略で、特定の盤(今回はSP盤)の中に封入されているシリアルコードを使って応募できるイベントです。

中身はミニライブ+握手会が多く、他のリリイベとあまり変わりませんが応募抽選式のため、呼び分けることが多いです。

 

・コメントカードお渡し会って何?

→アンジュがリリースイベントラストの日に恒例でやってます。

ポストカードにメンバーが一言コメントや絵を直筆で書いたものを配ってくれます。

中身は10人が書いたものランダムになりますが配布メンバーによってわかれており、回によっては早めに売り切れるので注意を!

CD1枚の値段ですごく忙しいリリイベ期間に1枚1枚一生懸命書いたものを手渡しでもらえる神イベです

以前イベント参加してもない人がコメントカードの内容にケチをつけておりキレそうになりました…話がそれた)

 

・個別握手会に行ってみたい

→こちらもどうぞー

19年4月更新※アンジュルム個別握手会のすすめ - tsure’s

 

 

 

 

りなぷー(勝田里奈ちゃん)の話

・卒業発表について

全く予想していなかったわけではないけど驚いた、9月末でのりなぷーこと勝田里奈ちゃんのアンジュルムからの卒業。

卒業後は大好きなファッションの道に進むとのこと。

発表された時、私は海外に向かう深夜発フライトの搭乗直前でした。
周囲を知らない人に囲まれながら、機内でうすいブランケットをかぶって声を抑えて泣いたことは忘れられないと思います。

 

発表から卒業まで3ヶ月しかないこと、後輩はつい最近知ったが同期は1年も前から知っていたなど、感じるものがありますが深く考えるほどの期間はありません。

私がアンジュルムファンになってから、りなぷーは不動の2推しです。

1推しのタケちゃんは可愛くて好きで好きでたまらない存在ですが、2推しの彼女にはこの子の良さをもっと色んな人に知ってもらいたいという感情をずっと抱いてました。

 

・りなぷーの強み

りなぷーの個人的魅力の中のうち、 アンジュルムの中で特に発揮されている強みポイントを厳選してみます。

・クールなお顔立ちと抜群のスタイルから放つたおやかなダンス

・音程に正確で特にファルセットに秀でた歌唱

・優しく、ときに厳しくも熱いMC

・専門性を身につけたファッション

 

そして、この中でもファッション方面での活躍は数えきれないほどあります。

 

例えばライブハウスツアーでは2016年秋から衣装をてがけています(2018年春はスタイリングだけでなくリースもすべて本人が担当)。
ホールツアーの衣装についても2017年春ツアーのメンバーお気に入りの赤と黒の衣装(ミステリーナイト!の衣装)のフォルムは彼女のアイディアであることを語っています

ライブハウス初日はたいてい「今回”も”私が衣装を選びましたー」というりなぷーからの報告で始まるのですが、最近は彼女より先に後輩ちゃんが「みなさん見てください、今回も勝田さんが選んでくれたんです!」「この衣装お気に入りです!いえい!」と伝えていて、後輩たちがりなぷーセレクトを本当に喜んでるんだなと感じられます。
十人十色+と輪廻転生のホールツアー&武道館には全員バラバラの個性あふれる衣装はそれぞれが着たい衣装を選んでるのですが、これも「メンバーが衣装を選ぶ」ということをりなぷが長年してきたからこそできたのだと思います。

 

りなぷー個人でのWEARのフォロワーは約19万人。
これはアンジュルム名義のTwitterYouTube、インスタ、ブログの登録のどれよりも多い登録数なんですよね。

WEARにはWEARISTAという公式ブロガー的制度があるんですが、始めた当初はりなぷーはただの一般ユーザーで、開始して2年程経ってからWEARISTAに認められました。

実はWEARは同じ事務所の高橋愛ちゃんと飯窪春菜ちゃんの2人がWEARISTAとして先にはじめたもので、りなぷは「大人に何度も交渉して」途中から始めたので、多分「そんなにやりたいなら一般ユーザーとしてならいいよ」と許可をもらったのでしょう。

最初は数千人だったフォロワーも地道に投稿をし増やし続け、見事認定されたのは彼女があきらめなかったからでしょう。

 

また彼女のファッションにかかわる姿勢は2017年から2年間短大でファッションを専攻したことにより専門性に裏打ちされるものになり、2018年には雑誌minaで彼女プロデュースのファッションの連載を持つまでになります。

アンジュルムになったばかりの2期はソロの仕事がないと語ってたのが今では嘘のようです。

 

・良さを語るときのジレンマ

今ではりなぷーのファッションでの活躍は知られてますが、最初からハロプロファン皆が彼女のこの特技を評価してたとは言えません。

ハロプロの地上波深夜番組で、かつて毎回ファッションコーディネート企画をやってた時期がありましたが、放映の度「コーディネートはつまらん」「他の企画にしてくれ」という声が見られたものです。

ファンのメインの男性好みの企画ではなく、また女性ファンも逆にファッションの好みは様々なのでこういう評価だったのでしょう。

 

多少偏見も入ってるかもしれないですが「アイドルはださくても可愛いファッションをすべき」「常にファンに愛嬌をふりまくべき」「パフォーマンスが下手でも頑張ってればいい」等をアイドルの基本だと思っている人が一定数いて、そういう人の考える主軸と、りなぷーは離れてるように見受けられてたのかもしれません(個人的にこの3つをアイドル自身がポリシーとしてかかげることはよいと思いますし好きです)。

 

りなぷーはファッションは自分がいいと思うものを追求

歌やダンスを努力するが、典型的な「努力を人に見せるのが嫌」なタイプ。

クールな見ためと喋り方やつっこみ、時にファンに意見する姿勢を愛嬌がないという言い方をするような人もいました。

彼女自身も仕事を効率的にしようとしたり動くの最小限に抑えようとしたりと、そこらへんの個性はあるものの、それだけで彼女自身をスポイルするような解釈があったかもしれません。

 

この間個別握手会で、りなぷー初握手の方と話す機会があったのですが、「りなぷー優しいですよー」と言って送り出し、その方は「にこにこですごく優しかった!」と帰ってらっしゃいました。

そうだよね、個別のりなぷー、いつも優しいよね、それがあまり伝わってないなら私達はもっと伝えるべきなのか、なんて話をその日のヲタク仲間と話しました(卒業発表の直前でしたね)。

 

・ファッションがりなぷーを強くした

でも、別に最初からりなぷーが今のような姿を目指してたわけではないと思うのです。

小学生でハロプロエッグに加入、中1でスマイレージに選ばれた彼女。

2期が入った頃私はハロヲタではなかったので推測にはなりますが、最初は思った通りの環境ではなかったようです

当時はハロプロメンバーも今の半分の人数で、一番末っ子グループの追加メンバーだった彼女達。

「2期はソロ仕事がない」「ハロプロの中で一番ひどい扱いだった」「忘れ去られていた」、そんな言葉がアンジュルムになってしばらくまで、彼女達の口からでてました。

 

私がアンジュヲタになった2016年、めいめいが卒業した位からりなぷーの歌割が増えてきました

遡ってスマイレージ時代のシングルをきくと、今のアンジュルムほど均等に歌割はなくフィーチャーされてる数曲を除き2番の一部の歌割が多い印象です。

彼女の元々歌は安定してましたが、パートが増えるごとに力強く歌う表現力を身につけていったように思います。

 

りなぷーのお母さんが手紙で「りなが歌が大好きで、いつも家で歌ってる」と語っていましたが、私は初耳でした。

でもさらっと「私はファルセットが得意なのでーー」とニコニコしながら話したのは見たことがあります。

確かに彼女の歌は本当にファルセットがきれいで、外さなくて、彼女の持ってる能力でトップクラスに素晴らしい能力。

そう、彼女は「自信のあることしか口に出さない」人なんだと思います。

 

そう考えると、りなぷーは活動にて、特にファッションについて「有言実行」を繰り返してきました。

WEARもツアー衣装も服飾を専門にする進学をしたこともファッション誌の連載をもらったときも、逐一ファンに報告してこれができてうれしい、ファッションが好き、次はこんなことをしたいと考えを聞かせてくれました。

もし事務所が彼女の進学やファッション関係の仕事を否定していたら、とっくに彼女はやめていたかもしれませんね。

 

人間には1つに絞りストイックにならないと打ち込めないタイプと、やるべきことをやりつつも他の大切なことも考えられる環境がないとやれないタイプがいると思うのです。

りなぷーは、加入当初は前者だったでしょうが、キャリアが後半になってから「ファッションに関わること」が彼女のモチベーションの多く占めてたと思います。

ファッションがりなぷーは強くし、強くなったことで周りの「どうでもいい」ことには耳を貸さず自分の信念を貫き通すことができたのだと思います。

だから彼女が進路にファッション関係を選ぶのは当然であり、私達は寂しさをかかえつつも頑張ってねと、前を向いて送り出せるのです。

(私の拙い説明でりなぷーが「アイドル<ファッション」と優先順位づけをしていると読み取られる方がいたらすみません。

そうではなく、例えば「仕事のために仕事を頑張る」人と「家族のために仕事を頑張る」人がいるとして、後者が前者よりモチベーションが低いとは決めつけられず、逆に強い目的意識をもつことも十分考えられますよね。

どちらもいていい、が当たり前だと思うのです。)

 

 

・最後に

なんで2推しの私がこんなに熱く語ってるんだと思った方もいるでしょう。

だってりなぷー好きなんだもの、

卒業しちゃうの寂しいんだもの、

でも卒業するまでの短期間でも、りなぷーの魅力にたどりつく人を1人でも増やしたいんだもの。

卒コン見て今までのりなぷーの中で一番綺麗だった!と言うのもいいけど(多分言うけど)、今までの軌跡も見て欲しいじゃないですか。

 

りなぷーは多分、「私のことをわかってる人がわかってくれればいい」というスタンスに近いし、これはりなぷーファンの人にも通ずるものがあるような気がします。

だからこそのプレゼンです。

 

りなぷー、大好きです!

 

9月25日まで本当にあっというまで寂しいのですが、彼女は「卒業制作」のムック本を頑張ってるようなので、それを楽しみに待ちましょう!

 

補足で、2期について。

加入から9年目を迎える2期、彼女達はいつも互いにしかわからない悩みを共有していました。

りなぷーはかつて2期を「私が守る」とブログに書いていました。

そんな2期の2人目の卒業者が出ることで、また彼女達の人間関係に変化が生まれます。

あやちょも卒業する前に「わざわざ一人で過ごして卒業した後のシミュレーションをした」と言ってたように、環境の変化は大きなものでしょう

人数は少なくなるけれども、変わるもの変わらないものを受け止め、卒業まで見守りたいです。

 

 

独断と偏見 おすすめ

りなぷーの魅力を感じられる曲

・好きよ純情、反抗期(2012年のMVと、2018年の十人十色ソロを比べるのもよい)

・夕暮れ恋の時間(言わずとしれた、「うーんどうしよっかな」のパートの魅力)

・七転び八起き(バキバキとたおやかを組み合わせたダンス)

・次々続々(2016年夏めいめいから受け継いだ2番の「変わり続けられるよな勇気」、回を重ねるごと力強く歌っています、直近と譲り受けた当時を比べると成長してる!)

・泣けないぜ、、、共感詐欺(落ちサビの歌唱の迫力)

 

ライブDVD

・百花繚乱(まろと一緒メドレーの、恋人は君の応援団がかわいいのです)

・電光石火(アルバム 輪廻転生の初回限定生産版Aに付属、彼女のクールなメイク・スタイリングがライブ全体の雰囲気にあってて美しい)

 

あと彼女のファルセットの美しさはバースデーイベントDVDや、舞台アタックNO.1のソロ歌唱でも聞けます。

 

以上!

 

新体制発表で過保護をこじらせた話

武道館まであと1週間…きりましたね。

 

アンジュルムの新体制が発表された5月末から私が考えていたことを、何とか言葉にまとめて外に出します。
ネガティブな内容も含みますので、今のタイミングでそういうのは触れたくない方は回れ右をしていただけたらなと思います。

 

さて、私はアンジュルム の新体制(タケちゃんリーダー、かななんサブリーダー、かむちゃんサブリーダー)の決定をtwitter上で知りました。

とうとうこの時が来たかと受け止め、流れてくるものを見たり他の人の反応を検索したりして確かめました。

予想通りだったり驚きがあったりもしながら、新体制については概ね肯定的だと捉えました。

中には否定的な気持ちを秘めてる方もいると思いますが、ヲタクの意見は十人十色で当然だと思います。

 

 

●過保護になったこと

 

ただ気になることがありました。
現リーダーあやちょはこの新体制について、年功序列ではないということをメイントピックにし、かむちゃんに特に頑張って欲しいと語っていたことです。
ハロステでもブログでもソロラジオでも。
新リーダーになるタケちゃん、サブリーダーを続けるかななん、また他のメンバーについてはほとんど触れず。

 

私は今回の決定、特にかむちゃんのサブリーダー就任について、彼女の今までやってきたことに値することで大賛成で異論が全くないです。

前例のないことだからと特別にコメントされる意図もわかります。

でもね、タケちゃんについても触れて欲しかったなと、さみしく思ってしまったのです。

※タイトル通り過保護な偏った話なので、以下タケちゃんあやちょ以外の子についてはなるべく触れないようにします。

語る範囲を広げると軸がずれて迷惑をかけそうなのでご容赦ください

 

戻ります。

確かに今まであやちょは次期候補の名前にタケちゃんをあげたことがなく、他の子の名前をあげたり最近はリーダーは年功序列でなく誰でもなれるということを繰り返し言っていたように思います。
タケちゃんは普段から楽屋でも騒がしくてやんちゃでビジョンを語ったりするのは大の苦手。

あやちょがリーダーなら文化部、タケちゃんなら運動部になるんじゃないかってくらいカラーが違うので彼女の候補から外れたのはすごく理解できる。


そもそも彼女が新体制を決めたわけでもない、かぎられた発言にケチつけても仕方がないし、2人の仲に信頼がないわけでもない。

ただそんなことを考えても、なかなか追い払えなかったです。

 


●タテマエが欲しかった理由

 

要は「タテマエでいいからなんか言ってくれ」と思ったということです。
あやちょに対し。

そんなの無理ですよね。

 

アンジュルムを応援して数年、愛着もあり卒業公演はあやちょのことを100%考えて送り出そうとした直前で、こんなことを考えた自分自身に落ち込んでしまいました。

 

でもね、私が本当にその感情を向けたい相手は彼女じゃなかったと思う。

 

こんな気持ちになったのは、きっと推しの気弱な姿を見たからです。
そもそも私は発表をその場で見れなかったのも悔しかったですし。
普段とても元気な子が、自分がリーダーにふさわしいか確信が持てず泣きそうになってる。
それを見ると馬鹿みたいだけど、いてもたってもいられないのです。
そんな時にファンの一人、ましてや私なんかが「リーダーにふさわしいよ」と言ってもなんもならないと感じ、ふとあやちょが言ってくれたらなあと思いました(これがダメだった)。
アンジュルム というグループは裏にいる大人の顔をなるべくみせずに活動してます。
だから、彼女を肯定するべき「ウエ」の人はとっさにあやちょしか思いつかなかった。

 

あと2期に報われて欲しいという気持ちもありました。
私がスマイレージを知ったのは6人時代で4人時代は馴染みがなく、アンジュルムのファンになったのも九位一体の頃。
のめり込んだのは2期の物語に強く惹かれたからでもあります。
私の思う2期の物語とは「選ばれたのになかなか認められなかった女の子達」のことで、私の個人的な体験とも結びついて、過保護目線を育ててしまいました。

でも彼女達はもう自分のことは自分で話せる立派な女性ですので、一番年上になるあたりそういう気持ちを卒業したいとも思ってました。
2期加入時のことは、彼女達が話すエピソードから想像するに、受け入れる体制がメンバーもヲタクも今に比べてできてなかったからではないかと思っていました。

最初が肝心、そうだったに違いない。
だからこそ2期からリーダーが出るときは「ウエ」の肯定が…(以下略)

 

この私の願望ってあくまでもリーダーという役割に向けてなんですよね。

個人としてのあやちょには思うように、好きなように自分の言いたいことを言って欲しいし、表現してほしい。
その気持ちはずっと変わらず持っています。

 

ハロプロのグループリーダーは大きな決定権はなく、メンバーを代表してブログやインタビューで受け答えるのが主な役目ですが、発信した内容を批判的に見られることもあり、正直そこまでおいしい役ではないと思います。
特にあやちょはハロプロリーダーになってから彼女の言葉の解釈をめぐり誤解されがちだなあと思っていて、私はなんなら弁護したいと感じたことも数多くあったのに推しが絡むと盲目になりました。

 

1人の女の子が頑張ってる姿を応援すること、推し続けること。

純粋にその姿だけを追った方が確実に幸せで、役職は必要だし、色々組織論やらウエやらタテ社会を絡めたくなるけど、考えすぎは良くないと身にしみました。

 

「リーダーなんだから◯◯してよ!」的考え方が主流になってしまうと、次は私の推しに対して向けられることになり、きっといいことがないのです。

だからあやちょには申し訳なかったし、こんなことを考えた私は本当に12人のアンジュルムを愛せてるのかどうかと思うところまで行き着きました(もう浮上しました)。

 

●新しい時代の……

 

アンジュの子達はポジティブな感情もネガティブなものも時に涙を流しながら素直にさらけ出していて、私にとって憧れです。
今回私も自分の気持ちに蓋をつけずに語りたいなと思った結果こんな内容になりました。

 

私は多分これからのアンジュルムが舵を切るたびに、いちいちドキドキします。

だってやっぱりあやちょの存在は偉大で、彼女の存在をうめることは誰にもできない。
ここ1年は一回り大きな活動をしてきたアンジュルムですがこれからきっと揺り返しがくる。
今まではあやちょが言えば全員同じ意見なくてても一つの方向に向くことができたでしょう。
でも同期・後輩に囲まれ新しい体制では、一人一人意見が違ってぶつかったりするだろうし、また加入卒業が繰り返されたりそもそもグループの形が思いっきり変わるようなことが起きるかもしれない。
だからこそ、あやちょの次のリーダーは「誰でもなれる」役割とは思えなかった、私には。

 

ここまで読んでくださる奇特な方の中には、つべこべ言わず推しを応援しなさいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
私もそう思いますし、その強さが欲しい。

 

過去・現在・未来に目まぐるしく揺れながら、見守る準備にはいります。

 

 

●最後に


理由はうまく言えませんが、この内容をあやちょの卒業後に出すのは抵抗がありました。

 

卒業後休みをはさむものの戻ってきてアイドルをすると断言してるので楽しみにしていますし、正直どんな姿になるのか想像もできない。

彼女のことだからしっかり考えて、アンジュルムでは絶対見られない姿を見せてくれるだろうと思います。

 

ここまで色々考えたのはあやちょリーダーの物語に私がどっぷり浸ってここまで旅して来たからであるんだなあと、今ここで思いました。

 

 

あと1週間もないですが、最高の姿を楽しみにしています。

うそ泣きでは見送りません!!

アンジュルムック対談感想 !5選!

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お二人の愛ゆえのこだわりがみちた写真が評判ですが、私はその中の長文対談が素晴らしく読みふけってます。
メンバーとあやちょ2人だけのガチ30分勝負の対談がなんと!11本も!!

この中から選びに選んだベスト5の感想を書いたので、本を手に入れた方もこれからの方もよかったら読んでみてください。

(このブログを書いてる途中、新体制が発表されたのですが、私的ベスト5に役職メンバー3人ともはいってました!偶然だけど必然……)

では、気になったNO.1から順に。

 

 

1.かななん(中西香菜

「ホントにここ1ヶ月、ここ1ヶ月で、だいぶ変わりました」

 

これが今回の中で一番気になった&今後が気になるNO.1対談。

私は少し前からかななんのことをもっと知りたいと思ってました。
もちろん料理や映画が好きだとか皆に優しいとかは知ってます。

でもMC等では短めに話したり他人をいじったりと、他の子に比べて自分のことを積極的に話さないイメージだったので。

 

ところがこの対談では、かななんが自分のことをすごくさらけ出してる!
知ってたものもありますが、お姉さんの存在の大きさ、鏡に向かって思うこと(つらい…泣)、お母さんに怒られたこと、ゲームが好きなこと、服を捨て新しい服を大量に買ったこと……etc
これだけ話せたのはあやちょと2人きりだからかもしれませんが(この時のあやちょはカウンセラーみたい)、かななんが当時足の怪我で休養していたことが関係してそうです。
(昨年12月からパフォーマンスを休みMCのみ参加などを経て3月末に完全復帰、インタビューは2月末)

中学生でいきなり上京して芸能界で走り続けてたのが、良くも悪くも自分のことをゆっくり考える時間ができたからでは?

 

「全てにおいて恥ずかしいんですよ。普通じゃないと恥ずかしくて」

かななん、そうだったのか。

恥ずかしいのって誰しもが持ってる感情ですし、かななんの年頃だとなおさらだと思います(私も生きてるだけで恥ずかしい)。

それでこの1ヶ月で変わったと彼女は言ってますが、 3ヶ月たった今はどうなんでしょうか……?

またこのように心境の変化を語ってくれる機会を設けてくれたらなと思います。

引き続き優しきサブリーダーとして活躍してくれるのは間違いないですが、とにかく対談を読んで一番イメージが変わったのがかななんです。

 


2、かむちゃん(川村文乃

「優しそうみたいなことも言われるんですけど、全然優しくない(笑)」

 

かむちゃんわかるよ悔しいよね対談。
彼女は自他ともに認めるネガティブ思考で、昨年の秋は特に落ち込んでいたそう。

 

確かに、昨秋のシングルは2曲ともユニゾンがメインで他の子もソロパートは少ないのですか、加入して浅い子にはソロがあるのとないのではモチベーションがかなーり違うはず…と思ってたらやっぱり本人も気にしてたんですね。
直近のシングル・アルバム曲では結構いいパートもらってたので密かに安心してましたよ。

他推しにパートがあってよかったと思わせる、それがかむちゃんの人徳です。

 

「実力不足で、アンジュルムにいるのが申し訳ないなってすごい思ったんです」

かむちゃんは日頃から、今の私がアンジュルムのためにできることは何だろう?と真剣に考えてる人ですね。

この葛藤もありたい姿に近づけてない歯がゆさから来てるものなのだと思います。

だからネガティブだけど、ただのネガティブじゃない。

彼女がパフォーマンス面でもっと成果を残したいと思ってるのも強く伝わりました。

 

あと、人から優しいと言われて、私って本当に優しいのかな?と真剣に悩む人は優しいんだと思いますよ。

年下組をまとめ良いアイディアをだしてくれる素敵なサブリーダーになりますね。

これを読んだ後にむろのを読むと、彼女を心配するむろもいい子だなあと嬉しくなる。

 

 

3、はーちゃん(太田遥香

「お土産はいらない。」

「えっいらないですか?」

「うん、いらない。」

「私の心のこもったお土産を…。」

 

教育テレビで流して欲しい(笑)、

24歳と15歳の至高のピュア対談。
読みやすいので、全員の読むのはきついという人にもおススメ。

 

この会話はあやちょ卒業後のメキシコ公演後に、お土産話を期待する(はーちゃんの成長を知りたい、モノには興味ない)あやちょと、お土産をあげたい(とっておきのモノを買ってきて和田さんに喜んでもらいたい)はーちゃんの母娘のようなすれ違い(笑)。

結局妥協してお土産はもらうことになります。

 

他にやりとりが面白くて、
「ごはんちゃんと食べてる?」
「はい、食べてます。」
「何が好きなの?」
「きゅうり」
「うん、知ってるよ。料理は?料理」
とか。

対談としては成立してますがやっぱり全体的にあやちょははーちゃんの対応に多少困っています。
でもこの困り方もあやちょのピュアさゆえなのが面白い。


はーちゃんは数年後には全く違う感じになってるでしょうし、同い年の伊勢ちゃんや桃奈との違いも面白いです。
ただ一番は今のはーちゃんのそのままの味わいを繰り返し読んで、楽しむことだと思います。
やっぱりね、きゅうりは味噌つけてそのままかじるのが好きです、私は。

 

 

 

4.かみこ(上國料萌衣

「なんかコメント撮りするときに、イエイとかって言っちゃうんですけど」


イエイ対談もとい、かみこの大人っぽくなりたい話にあやちょが共感する対談。

イエイを繰り返す語彙力のなさが光る(ほめてる)。
かみこってなんでこんなに面白いんですかね、あんな美少女なのに。

莉佳子もそうですがあんな顔面の天才のような子のMCを、面白いことを言うのを期待してにやにやできるんですよ。

アンジュルムは姫扱いの子がいないので贅沢です(ただしりなぷーは女王様)。

 

話を戻すと、かみこの話をうけてあやちょも過去に大人っぽくみせたい時期があったことを認めてます。

大人になりたい願望が落ち着く=大人になることだと思うので成長を感じますね。

かみこは入ってからほとんど髪型を変えさせてもらえてないので、モデルの仕事など落ちついたら好きにさせてあげられたらと思います。

一回はイメチェンしたいよね、そりゃ。

 

「ちょっとそういうモードにはいっちゃったからもう(泣)」

最後に泣き出してしまうかみこ。

最近はかっこいいところ、しっかりしてるところも出てきたけど、やっぱりあやちょの前での初々しい感じは変わらないようです。

そしてこの絶妙なタイミング、失礼ながら面白いと思ってしまうな。

 


5.タケちゃん(竹内朱莉

「なんかさ、タケって本当はどういう人なんだろうっていまだにたまに思って」

「ハハハハハハッ。私ですか?」

意外にまじめ対談。
この2人、こういう話をするのが初めてなんだろうと感じさせられます。


これより前の対談で、あやちょは「莉佳子とりなぷー(と自分)は自分をもってていい」といい、対照として他人のファッションに影響を受けがちなタケちゃんをあげています。
あやちょは視覚的表現を重視する人で、自分の見せ方にこだわりをもつ人=自分がある人だと思っているふしがあります。

彼女から見たタケちゃんのこだわりのなさが「どういう人なんだろう」につながってるような気がしますね。


でも話を聞いていくとタケちゃんも考えているんですよね。

努力はみせたくないこと、自分のことよりアンジュルムを大きくしたいと思ってること、憧れられるグループが理想なので技術をあげたいとはたらきかけてること。
いつものMCがのびのびになって言いたいことが行方不明になりがちなタケちゃんらしからぬ(失礼)、しっかりとした言葉で。

タケちゃんが技術をあげたいと言ったら、あやちょが「感情は?」と聞くのがらしいです。

なんとなくのイメージですが、あやちょが大きな白い紙に理想のイメージを描きだしていくリーダーなら、タケちゃんは手にしたいろんな色・カタチのブロックで一番でっかいものを作ろうとするタイプのリーダーになるのではと思います。

ディスカッションとして面白かったですね。

 

 

 

最後に。あやちょ(和田彩花

 

この対談は、全て収録順に並んでて最後にあやちょの感想が載ってるのがいいですね。

あやちょは5時間以上話してるわけですよ。

本当におつかれさま。

 

あやちょはリーダーで自分の言葉で語りたい人なので、今までもソロインタビューやソロラジオなどで彼女の言葉に触れる機会は多かったです。

でも彼女の魅力は飛び抜けたアイドル性にあり、例えば他の人にドッキリをしかけようにも表情にウソがつけないので必ずバレちゃうとか、そういう素の部分にもあると思ってました。

だから彼女が1人で話すのとは一味も二味も違う姿を、対談を通して感じられてよかったです。

 

実際、後輩11人もいるのでそれぞれ違い、相手によって、母になったり、聞き役に徹したり、好き好きオーラを出してマシンガントークしたり、しっくりこなかったり(笑)します。

思った以上に十人十色で、あらためてアンジュルムまとめるの大変だったんだなあと思いました。

 

この対談の最後に、数人に10年後のアンジュルムはどうなってると思う?と聞いています(さすがに10年後のことなのでメンバーの答えはふわっとしてました)。

 

でも最初同期4人組でスタートしたスマイレージアンジュルムに形を変え、こうして「10年後もアンジュルムが存在している」前提で語られているのは、ひとえにあやちょの愛と情熱のおかげだと思いました。

後輩が入ってなかったら途絶えてたはずの夢が続いてるのは奇跡かもしれません。

 

卒業まで間がないですが、武道館まで引き続き走る彼女の姿を追いたいと思います。