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ここがこんなに楽しい場所とは(竹内さんとアンジュルムの話)

こちらはハロヲタブログ Advent Calendar 2023 - Adventarの23日目の記事です。

 

竹内さんとアンジュルムと共に過ごした1年をざっと振り返ろう(and竹内さん誕生日おめでとうございます)ブログなのですが、21日に佐々木莉佳子ちゃんの卒業の発表がありましたね。

卒業発表の時は毎回色んなことが駆け巡るものですがそこから考えが整理されたりするのでこの場でその件について深く触れることはさけますが、りかちゃんの今後について前向きに応援したいと思っていることは間違いないです。ただ今回の卒業発表、私が竹内朱莉さんという卒業メンバーのヲタクであることから、今までの他の子の卒業発表の時に感じた強い「行かないで」の気持ちより、「ああ…こちら(卒業メン)側にくるのか」が先に浮かんだのでした。今回はそういう変化について話す内容となっております。

 

・竹内さんの卒業まで(23年上半期)

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22年12月20日に卒業を発表し、23年6月21日に卒業した竹内さん。そこまでの半年の道のりは「ヲタクの夢かなえたろかスペシャル」でした。もし竹内さんが卒業するならそれまでにできればやってくれたらいいなと漠然と願ってたことのほとんどが実現されたからです。内容自体はこちらのブログにも詳しく書いたのですが、代表的なものでアリーナ公演(横浜アリーナ)、竹内さん自身の書道の個展(煌々舞踊)、アルバムリリース、写真集発売などでしょうか。これだけでもずいぶんありますよね。そのフルコースっぷりのおかげで半年間、概ね楽しい気持ちで過ごせたのがよかったです(先ほどのブログはその楽しい楽しいイベントがありつつも最後の最後でさみしさがこみあげできたという内容なのであくまで「概ね」ですが)。卒業発表から卒業までの半年間という長くも短くもない絶妙な期間でできる限りのことはしてくれたと思います。他にあれがあればよかったなあと思うようなことがないですもん。

穿った見方をすれば竹内さんがそこまでしてもらえたのはハロプロの在籍期間が長くグループのリーダーをつとめたからというのが大きいでしょう。特にあの半年竹内さんは「功労者である」「グループに貢献してきた」と褒めてもらえる機会が多くそれ自体はヲタクの目線からしても間違いはないのですが、実際には事務所の方針として本人の慰労に加えて、リーダーの卒業を迎えるグループとしての転換点をうまく乗り切れるきれるようイベントを集中させたということがあるでしょう。そしてそれ自体もうまくいったように見えます。一番はアリーナ公演を経験できたことでしょうか。アンジュルムはずっと卒業公演でも単独では最大キャパは武道館までで、例えば19年のあやちょ卒(初代リーダー和田さん)の時はチケットを当選できなかった人も多かったのに、アリーナ公演はタイミングがあわなかったのかあえてやらなかったのかわからない状態だったのです。今回それをうちやぶってアリーナ公演できたこと、そして竹内さん本人が言っていたように「(自分が卒業することで)グループが落ちるようなことがあっても皆なら戻ってこれるはずだ」という認識が共有できたことは大きな財産になったと思います。ということで上半期のアンジュルムは「竹内リーダーの卒業」にフォーカスしてたと言えるでしょう。

私のヲタクとしての話に戻りますね。このブログでは卒業直前のところでとまってるので卒業公演当日からはじめます。まあ、開演前から情緒が大変なことになってましたね。横アリの、あの広い待機場所で、不思議とお世話になってきたタケヲタさん達もあうことができまして、その日初めて話させていただいた方とも「頑張りましょうね!」と声をかけあうようなそんな感情MAXの状態から公演にはいったんですよ。コールも可能な限り大きな声でしましたし他の人が泣かないようなところでもこれが最後かと思うと涙がこみあげてきて、公演中も喜怒哀楽がはげしい人になってました。「怒」があるのかというと怒りではないんですが、公演中に驚きのあまりに2回大声を出してしまいました。1つ目は「ねぇ 先輩やんの!」でした。私は6スマ時代の「ねぇ 先輩」という曲が好きなのですがアンジュとしての披露は2015年秋が最後で16年にアンジュヲタクになった私は一度も生できいたことがなかったので、あれほど聴きたかった曲を卒業公演で聴けるということに大きな声が出ました。あともう一つが「着ないって言ったじゃん!!」でした。アンコールあけに赤と青のチェックのドレス姿の竹内さんをみたときの叫びです。竹内さんは個別でのヲタクからの「卒業のときドレスは着ますか?」「卒業のときの服は決まってますか?」などの質問に全て「ドレスは着ない!」と答えてたのです。でも本番はちゃんと用意していて、竹内さんらしいかわいいサプライズですよね。2回叫んだのも最後の最後まで夢をかなえてくれたスペシャルでした。

公演が終わった後は深夜のカラオケで竹内さんの卒業ソロ曲の「行かなくちゃ」のソロVをみたりして23時59分から24時になる、アンジュルムのリーダーがかみちゃんになる瞬間を見届けました。そしてカラオケではどうしても歌いたかった「友よ」などを歌いました。その時点では竹内さんの卒業後の活動がはっきりはしてなかったので、色々最後になる可能もあったので区切りとして歌いたかったのです。でも公演時のメッセージで竹内さんが「これからも歌います!踊ります!」とファンに向かって初めて公言してくれていたので、気持ちとしては皆前向きだったと思います。そうして夜明け近くまで過ごして帰路につきました。その後、なんとなく区切りがついたようなつかないような気持ちですごしていました。日常生活の中でも、ふと卒業公演のことを考えてしまい、まだ横アリにいけば卒コンが続いているようなぬけがらのような気持ちの毎日でした。

 

・ソロとなった竹内さんをおう、そしてアンジュルム(23年下半期)

 

卒業後のぼーっとした時間をすごしてる間にやらなきゃ、と思い立ったのが「ヲタクの夢叶えたろかスペシャル」の補完でした。卒業までの怒涛の期間には物理的に追えなかったものをゆっくりと追わなくちゃということです。

まず「行かなくちゃ」のMV撮影地にいきました。これは今思い出してもとんでもなく暑い夏の日に行きましたが、江ノ電七里ヶ浜駅周辺のみで回れるのでよかったです。2枚目の建物の窓から見えてるのが、竹内さんがくるくる踊ってたソファのところです。

 

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写真集の撮影の聖地にも行きまして、タケヲタが沢山きたので喫茶店の店員さんが「あかりちゃんのー?」ときいてくれたのが嬉しかったです。どれくらいの人がFSKを出して撮影しに行ったのでしょうか。

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そう、当初は竹内さん卒業してからはこんなふうに過ごしてながーい期間をかけてロスをうめるつもりでした。でも実際はそんなことはなく、これらの後追い聖地巡礼をする前から、竹内さんの卒業後の活動のお知らせがどんどん届くようになりました。9月の代々木体育館でのハロプロ25周年公演の演者としての参加と、書道展煌々舞踊の9月大阪での開催です。そしてそれに続いて、ほどなく9月-12月の竹内さんのMSMW公演の参加と、煌々舞踊の11月福岡開催のお知らせも来るようになります。いやあ、たくさんあった。書道展については、もともと春の東京での開催時から今後地方の開催の予定があるとされていたので意外ではなかったですが、ステージ復帰は思った以上に早かったです。そのため私のタイムラインも復帰を喜ぶ声と「竹内さんもう少し休んでもいいのよ」の声も見られるようになりました。嬉しい悲鳴というやつですね。私もそうですが、それなりに6月の卒業公演までに普段はしないような場所に遠征するなどヲタ活に注力をしていたのに、卒業後の方がこんなにあちこち行くことになるとは思いませんでした。

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こちらの写真は1枚目はMSMWの仙台会場の近くにあったカフェのフラットホワイト、2枚目は煌々舞踊福岡会場の近くの韓国風カフェのクロッフルです。もともとあちこちカフェにいくの好きなんですが推しのグループ卒業してから聖地巡礼先や遠征先でのカフェめぐりが趣味になりました。こんなことになるとは。でも読んでる方はわかると思いますがとても楽しんでます。タケヲタは楽しそうともよく言われるし合ってます。推しが卒業した世界がこんなに楽しいとは。そして当たり前ですが、竹内さんの姿と声を感じられることが、会えることが、歌って踊る姿を見られることがとても嬉しい。竹内さんの書道作品に没入することも楽しい。

ヲタクの楽しみはおいておいて卒業後の竹内さんの活動についてですが、今のところ順調だといえるでしょう。メインを書道におきつつ、レギュラーのラジオ番組は継続(水曜になってしまって私は用事できける頻度が減ってしまいましたが)、タレント業もやりつつ、MSMWやハロプロ公演の出演も続ける。何足ものわらじをはいている状態でバランスをとるのが難しく忙しそうですが、竹内さんの口ぶりからするとそこまでではなさそうなので、ライブ活動や販促イベント三昧の現役のグループ活動と比べると縛りがないように感じるのでしょうか。改めてグループアイドルって団体で動くし自分で決められるようなことがなくて大変だよなと思います。竹内さんって本人のもっている資質が芸能人向きで、明るくどんな人とも接すること、わかりやすく伝わる話をすること、多少の不調は表にださずに仕事をできることなどこの世界でやっていくには重宝することが培われている人だと思います。ただ一方で一つの仕事に集中していないので、書道やMC、タレント業などそれぞれにしぼって仕事をしている人に比べるとそれぞれにさく時間は少ない状態です。実際書の創作活動においては明るいながらも毎回悩みながは進めている状態なようです。なので現役の活動から思ったよりもつなぎめなく次の活動が始まりましたが、このままのペースでずっと行くわけでもないよなとも思います。煌々舞踊は次の1月で一旦ピリオドをうつようなので、次はどんな活動を主体としていくのか、すぐ決まるのか間があくのかといったところでしょうか。

とはいえそんなことは一ヲタクが心配するというよりかは彼女やまわりの人が考えていくことでしょう。ヲタクの悩みはどちらかと言うと急な遠征が増えたことと書道作品を迎えるにあたる「お金がない」という悩みにつきる下半期だったような気もします(笑)。

さて、最後にアンジュルムの話をします。下半期もロッキンやツアー公演、武道館に行って現役ちゃん達を応援する場にきて感じた、こういう長文のブログではないと書けないちょっと踏み込んだ話をしようと思います。

一つめは集客の話について。秋ツアーの時に春ツアーに比べて集客がよくないのではないかという意見をちらちらとTLでみましたがその意見はただしいとも言えるしただしくないとも言えると思います。ただしいというのは単純に春ツアーと比べたら1会場ごとの客入りは少なくなってるだろうからです。ただ春ツアーとそのまま比べるのかただしいのでしょうか。これはアンジュルムではなくハロプロ全体の話ですが、元々ハロプロファンには各グループのみを追ってる人とその時その時に気になる公演に行く人がいて、後者は卒業者のいる時だけ行くというようなことも多いので固有のヲタク数の増減ではないかもしれないということです。また公演場所も春と比べて秋は条件としても埋まりやすい関東がほとんどなく挑戦となる地方公演が多かったです。あとこれも言わなきゃいけないことですが、アンジュルムは元々秋はホールツアーは行ってなかったことが多く、昨年も秋ツアー自体はありましたがコロナの制限で客席は半分に制限されていたということを考えると、秋の公演規模では本年が最大規模になるはずです。そこらへんを鑑みず部分だけみて客入りの話をすると軸がぶれてしまいます。とはいえグループをしっかり追っていくにあたって集客を意識するということは大事なことでもあるから、なんとかお客を増やしたいと思う方の意見にも共感します。私自身も過去のブログで書いていたような「一緒に大きな夢をみたい」というようなそういう漠然とした概念をもっていたからです。

そして、最後の踏み込んだ話の二つめ。私とアンジュルムについての話。これを言葉であらわすのは少しむずかしいと思いましたし、正直推しが卒業してグループについて見方がどうなるかは実際体験してみないとわからないなと実感しました。卒業前まではグループに推しがいないことやパートの引き継ぎについてそれなりにダメージを喰らうだろうと予測していたのに、そこは覚悟ができたのか問題なかったです。ただ意外な問題点はそれまで自動的に竹内さんとアンジュルムを一緒に応援できていたのに、それができなくなったことでした。竹内さんを推す=アンジュルムを推すということを長年続けていて当たり前すぎたのですが、何か情報を追うにしても今は先に竹内さんのをチェックして、その後にアンジュルムをチェックします。そんなの当たり前だろうと思うけど、その一瞬のタイムラグでさえ今までなかったものなので、自分の中で違和感を感じたのです。アンジュルムの今のメンバーのことが好きな気持ちやファンであるという認識は以前と全くかわってないつもりだったので、それもあるかなと思います。でも単純に過去に戻りたいという話でもないです。卒業してもつながってるものもあるし道を選んだことに大きな意味があるからだし、何よりこうして日々それぞれが頑張って活動をしていることに意味があると思うからです。推しが卒業発表する前から思っていたことですが、卒業などグループにとって大きな動きがあるとそのストーリーにひっぱられてグループ全体が見られることが多くそれは箱推しのような方はいいと思うのですが、私のように推しを決めてその子を追うと決めてるようなタイプな人は日々推すその時間を大事にした方がいいということです(もちろんそれぞれの推し方があるとは思いますが)。一人一人のストーリーは毎日歩みをすすめているのだなと、今回のりかちゃんの卒業でも改めて実感しました。特に結論はないのです推しが卒業してからアンジュルムと自分について考えることが多くなったという話でした。

 

 

では、そろそろ。推しの卒業を見守った上半期、意外にもりだくさんだったソロ活動や新たな感情がうまれた下半期について語りました。もう年の瀬ですので、みなさんもご自愛ください。

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